【比較】GoProHERO11とHERO10の性能や価格の違いを徹底比較

  • 2022年9月17日
  • 2023年8月27日
  • GoPro
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GoProは世界中で最も人気のあるアクションカメラです。

日本国内でも人気は著しく、2021年アクションカメラの国内シェアの70%を占めています。

GoProは毎年9・10月に新作を発売しています。

2022年には9月14日にGoProHERO11blackが発売されました。

毎年、iPhoneのように発売されているため、中々違いが分からないものです。

そこで今回は GoProHERO11blackの性能や値段の基本情報と前作HERO10 blackとの違いを比較していきます。

『初めてGoProを買いたい』『専門的な知識がない、どの機種を買っていいか分からない』そんな方でも分かるように基本的な情報から専門的な部分までじっくりと説明していきます。

本記事を読んで分かること

●GoProHERO11Blackの発売日や価格などの基本情報

●GoProHERO11と前作HER10との違い

●これからGoProを買うのにおすすめの機種

2022年はGoPro HERO 11 Blackが発売

引用:GoPro公式

GoPro HERO11 Blackが2022年9月14日にYouTubeの公式チャンネルから発売の発表がありました。

毎年9月に新作が発売され、昨年はGoProHERO9が9月16日に発売されました。

引用:GoPro公式

また今回は追加で2022年10月25日にGoPro HERO11 Black Miniの発売が発表されました。

今回は毎年発売しているHEROシリーズだけでなく、よりコンパクトで軽量化したMiniにも注目が浴びています。

過去作の発売日

GoPro発売日
GoPro HERO 102021年9月16日
GoPro HERO 92020年9月16日
GoPro MAX 2019年10月25日
GoPro HERO 82019年10月1日
GoPro HERO 72018年9月27日
GoPro HERO 62017年9月29日

GoPro HERO11の公式価格

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引用:GoPro公式

  • GoPro HERO11 Black の商品希望価格は72,000円
  • GoPro HERO11 Black Miniの商品希望価格は48,000円

過去作の発売時の値段

GoPro価格
GoPro HERO 1065,000円
GoPro HERO 964,000円
GoPro MAX61,000円
GoPro HERO 850,800円
GoPro HERO 753,460円
GoPro HERO 659,000円

GoProHERO11とHERO10の比較

それでは、GoProHERO11とHERO10を比較していきましょう。

GoProHERO11・HERO10 比較表

HERO11HERO10
価格
発売価格72,000円65,000円
寸法・重量
寸法幅71.8x高さ50.8x奥行き33.6(mm)
重量 (カメラ + バッテリー)154g153g
バッテリー低温環境対応Enduroバッテリー付属1720mAhリチウムイオンバッテリー付属
マイク3.5mmオーディオマイク入力
3マイク処理
前面スクリーン1.4インチカラーLCD
背面スクリーンリアタッチスクリーン
スペック(性能)
プロセッサーGP2
イメージセンサー新型イメージセンサー従来イメージセンサー
カラー10ビットカラー8ビットカラー
レンズ画角HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア + 水平ロックSuperView、広角、リニア、リニア + 水平ロック
写真最高画素数27.13MP23MP
ビデオ最高画素数5.3K60fps
5.3K撮影HyperView:30.24fps
SuperView60.30.24fps
 etc.
広角:60.30.24fps
リニア:60.30.24fps etc.
4K撮影HyperView:60.30.24fps
SuperView:120.60.30.24fps etc.
広角:120.60.30.24fps
SuperView:60.30.24fps etc.
2.7K撮影SuperView:120.60fps
広角:240.120.60fps etc.
SuperView:120.60fps
広角:240.120.60fps etc.
スローモーション最大8倍(2.7Kor1080p)
手振れ補正HyperSmooth 5.0HyperSmooth 4.0
アスペクト比16:9、4:3、8:716:9、4:3
水深耐久性10m
タイムワープビデオTimeWarp 3.0
タイマー機能
タイムラプス機能
顔と笑顔の検出機能
HindSight機能
PTProtune機能
ボイスコントロール機能
Webカメラモード
デュレーションキャプチャー機能
スケジュールキャプチャー機能
その他
GPS機能
Wi-Fi + Bluetooth
Quikアプリへの接続
出力HDMI出力

比較① 価格

HERO11HERO10
発売価格72,000円65,000円
通販価格70,000円60,000円

公式サイトの価格はGoProHERO11が72,000円、HERO10が65,000円です。

HERO10は発売して1年経過したため価格が少し値下がりしています。

比較② 外観・サイズ・寸法

引用:GoPro公式
HERO11HERO10
寸法幅71.8x高さ50.8x奥行き33.6(mm)
重量 (カメラ + バッテリー)未記載153g
バッテリー低温環境対応Enduroバッテリー付属1720mAhリチウムイオンバッテリー付属
マイク3.5mmオーディオマイク入力
3マイク処理
前面スクリーン1.4インチカラーLCD
背面スクリーンリアタッチスクリーン

サイズ・寸法

引用:GoPro公式
HERO11HERO10
寸法幅71.8x高さ50.8x奥行き33.6(mm)
重量 (カメラ + バッテリー)154g153g
マイク3.5mmオーディオマイク入力
3マイク処理
前面スクリーン1.4インチカラーLCD
背面スクリーンリアタッチスクリーン

GoProHERO11と10のサイズや重量に変動はありませんでした。

どちらも、背面スクリーンはタッチモニターで、全面には1.4インチの小型モニターが搭載されています。

バッテリー

引用:GoPro公式
HERO11HERO10
バッテリー低温環境対応Enduroバッテリー付属1720mAhリチウムイオンバッテリー付属

付属のバッテリーがHERO11は低温環境対応Enduroバッテリー、HERO10は1720mAhリチウムイオンバッテリーです。

低温環境対応Enduroバッテリーは従来より常温環境で最大38%撮影時間が長くなり、低温環境下での撮影時間も増加しました。

このバッテリーはHERO10でも使用できますが、付属するのはHERO11です。

比較③ プロセッサー

HERO11HERO10
プロセッサーGP2

機械の核となるプロセッサー、GoProHERO10でGP1からGP2に向上し、HERO11では同様のプロセッサーが搭載されています。

【そもそもプロセッサとは!?】

・プロセッサとはコンピューターの中で、命令を実行する(プロセス)処理装置の総称のことを指します。人間で例えるならば脳、核となり情報を命令・処理する部分です。プロセッサが向上すると命令、処理する能力が向上するため、性能全体が大幅に向上することが多いです。GoProもGP1からGP2に進化したことにより、性能全体の向上に繋がりました。

比較④ イメージセンサー

HERO11HERO10
イメージセンサー新型イメージセンサー従来イメージセンサー
写真最高画素数27.13MP23MP
アスペクト比16:9、4:3、8:716:9

カメラレンズのイメージセンサーがHERO10の従来のイメージセンサーからHERO11でイメージセンサーが大きくなりました。

最高画素数はHERO10の2300万画素から、HERO11の2713万画素まで向上しました。

また新型のイメージセンサーが8:7のアスペクト比であり、従来の16:9に加えてHERO11では4:3と8:7を選択することができます。

【そもそもMPとは!?】

・MPとはM=メガ(100万)、P=ピクセル(画素)。MP=メガピクセル(100万画素)

・そもそも、ピクセル(画素)とは…

1枚の画像が小さな点の集合体によって構成されています。その集合体が何個の点で構成されているかでピクセルが決まります。

比較⑤ 手振れ補正機能

HERO11HERO10
手振れ補正HyperSmooth 5.0HyperSmooth 4.0

GoProといえば手振れ補正機能です。

GoProには「HyperSmooth」という強力な手振れ機能があります。

毎年アップグレードされていますが、HERO11ではHyperSmooth5.0に進化しました。

2021年にGoProのHyperSmooth機能がエミー賞のテクノロジー&エンジニアリング部門で受賞しました。

比較⑥ カラー

HERO11HERO10
カラー10ビットカラー8ビットカラー

HERO11では8ビットカラーから10ビットカラーに向上しました。

8ビットカラーと10ビットカラーの違いは、8ビットカラーが約1677万色に対して、10ビットカラーは約10億7374万色と色数が豊かになり、より細かい色味を再現することができるようになりました。

比較⑦ レンズ画角

HERO11HERO10
レンズ画角HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア + 水平ロックSuperView、広角、リニア、リニア + 水平ロック

GoProは数多くの画角設定が可能ですが、魅力的なのが広角域の撮影です。

HERO11ではより広角域のHyperViewが新搭載されました。

画角35㎜換算
HyperView12㎜
SuperView16㎜
広角16~34㎜
リニア19~39㎜
挟角27㎜

GoProを35㎜換算した場合は従来の一番広角であったSuperViewの16㎜に比べより広角になったHyperViewは12㎜と超広角域のレンズが搭載されました。

比較⑧ 水深耐久性

引用:GoPro
HERO11HERO10
水深耐久性10m

GoProの強みは水中や水場で撮影ができることです。

深水時の耐久性はGoProHERO10から変わらず、深水10mです。

比較⑨ 動画性能

HERO11HERO10
5.3K撮影HyperView:30.24fps
SuperView:60.30.24fps

広角:60.30.24fps
リニア:60.30.24fps
広角:60.30.24fps
リニア:60.30.24fps
4K撮影HyperView:60.30.24fps
SuperView:120.60.30.24fps
広角:120.60.30.24fps
リニア:120.60.30.24fps
SuperView:60.30.24fps
広角:120.60.30.24fps
リニア:120.60.30.24fps
2.7K撮影SuperView:120.60fps
広角:240.120.60fps
リニア:240.120.60fps
SuperView:120.60fps
広角:240.120.60fps
リニア:240.120.60fps
1080p撮影SuperView:120.60.30.24fps
広角:240.120.60.30.24fps
リニア:240.120.60.30.24fps
SuperView:120.60.30.24fps
広角:240.120.60.30.24fps
リニア:240.120.60.30.24fps
スローモーション8倍スローモーション(1080p)

HERO10と11の動画の撮影画質に大きな変化はありませんでした。

変更点としては、新しく搭載されたHyperView機能の撮影が5.3Kと4Kで可能となりました。

また、SuperViewの4Kで120fpsの撮影が可能となりました。

まとめ・変更点

まとめ・変更点
  • GoProHERO11が2022年9月14日に発売。
  • 外観、サイズに大きな変更点はなし。
  • 付属バッテリーが低温環境対応Enduroバッテリーへ変更。
  • イメージセンサーが新搭載され、最高画素数の向上や8:7のアスペクト比変更可能に。
  • 手振れ機能がHyperSmooth5へ進化。
  • ビットカラーが10ビットへ変更し10億色まで表現可能。
  • 35㎜換算12㎜の画角HyperViewが新搭載、より広角な写真や動画撮影が可能に。
  • また、SuperView機能で4K撮影120fpsまで撮影可能に。

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