毎年9月にGoProHEROシリーズの新作が発売されており、2022年もGoProHERO11Blackが9月14日に発表となりました。
今年の注目はGoProHERO11Blackだけでなく、10月25日にHERO11BlackMiniの発売が発表されました。
「Mini」という言葉もあって、GoProHEROシリーズと比較してコンパクトで性能や値段、用途も少し変わります。
そこで今回は、今年発売されたGoProHERO11BlackとMiniの値段や性能を紹介していきます。
HERO11とMiniの比較
GoProHERO11Blackと11Miniの性能比較をしていきます。
比較① 価格
HERO11 | 11mini | |
---|---|---|
価格 | 78,000円 | 64,000円 |
GoProHERO11Blackは2022年9月14日に発売されて、値段は78,000円、GoPro11HEROBlackMiniは2022年10月25日に発売され、値段は64,000円です。
HERO11に比べMiniは14,000円安く購入することができます。
GoProはアクションカムの中では比較的高級なカメラであり、値段の面で購入を断念す人もいるため、安く購入できるのはメリット‼
・MiniをHERO11と差別化する上で78,000円と64,000円の差額は「Miniなのにあまり変わらない」という印象。14,000円の差額と思えば差があるが5万円以上する商品の1万の差額が性能を考慮して比較した場合に妥当なのか……
ということで外観や性能を比較していきましょう。
比較② 外観(寸法・サイズ)
HERO11 | 11mini | |
---|---|---|
寸法 | 71.8×50.8×33.6㎜ | 52.4×51.2×33.6㎜ |
重量 (カメラ + バッテリー) | 154g | 133g |
バッテリー | Enduroバッテリー付属 | Enduroバッテリー内臓 |
マイク | 3.5mmオーディオマイク入力 | |
スクリーン | 前面:1.4インチカラーLCD 背面:リアタッチスクリーン | なし |
マウント接続部分 | 下面 | 下面、背面 |
HERO11とMiniの一番の違いは外観です。
寸法は奥行きと高さは変わりないですが、横幅がHERO11の71.8㎜とMiniの52.4㎜で約2㎝の差があります。
それにより重量がHERO11は154g、Miniは133gと約20g軽量です。
また、バッテリーはHERO11は従来通りの取り外し可能なバッテリーが付属でMiniは埋め込み型のバッテリーです。
Miniは最新Enduroバッテリー内臓で、HERO11もEnduroバッテリーが付属しています。
HERO11は前面には自撮り撮影用のスクリーンと背面には操作用のリアタッチスクリーンに対してMiniはスクリーンがなく簡単なボタン操作のみでの操作です。
Miniはスクリーンがなくなったことにより、頑丈性が向上しました。水深耐久性の機能に関しては10mと変動ありません。
マイクは3.5mmオーディオマイク入力と差はありませんが、Miniは外部接続でマイク装着ができません。
マウント接続部分はHERO11は下面に対してMiniは仮面に加えて背面の接続も可能となりました。
・Miniの20g軽くなり、横幅が20㎝短くなったメリットに対して①スクリーンがなくなったこと、②内臓バッテリーになった2つのデメリットが大きすぎる印象。
・スクリーンでの操作や撮影動画を確認できること、バッテリーの交換できることがGoProのメリットであり、これを無くした場合はGoProに拘る理由があるのか少し疑問に感じる。
比較② 性能(スペック)
HERO11 | 11mini | |
---|---|---|
プロセッサー | GP2 | |
イメージセンサー | 1/1.9インチ新型イメージセンサー搭載 | |
カラー | 8ビット + 10ビットカラー | |
レンズ画角 | HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア + 水平ロック | |
写真最高画素数 | 27.13MP | なし |
ビデオ最高画素数 | 5.3K60fps | |
5.3K撮影 | HyperViewレンズ:30.24fps SuperViewレンズ60.30.24fps etc. | |
4K撮影 | HyperViewレンズ:60.30.24fps SuperViewレンズ120.60.30.24fps etc. | |
2.7K撮影 | SuperViewレンズ:120.60fps 広角レンズ:240.120.60fps etc. | |
スローモーション | 最大8倍(2.7Kor1080p) | |
ビデオ手振れ補正 | HyperSmooth 5.0 | |
レンズ画角 | HyperView、SuperView、広角、リニア、リニア + 水平ロック | |
アスペクト比 | 16:9、4:3、8:7 | |
水深耐久性 | 10m | |
タイムワープビデオ | TimeWarp 3.0 | |
タイマー機能 | 〇 | |
タイムラプス機能 | 〇 | |
顔と笑顔の検出機能 | 〇 | |
HindSight機能 | 〇 | × |
PTProtune機能 | 〇 | × |
ボイスコントロール機能 | 〇 | |
Webカメラモード | 〇 | × |
デュレーションキャプチャー機能 | 〇 | × |
スケジュールキャプチャー機能 | 〇 | × |
性能面ではHERO11とMiniで大きな変化はありません。
Miniは最新のHERO11の性能を取り入れており、軽量化しつつも性能は劣りません。
性能面の違いではMiniは写真機能がありません。
また、Webカメラモードやスケジュールキャプチャー機能などの細かい利便機能が付属していません。
・軽量化した上で性能が殆ど変わらないのは魅力的。
・GoPro動画撮影が基本なので写真撮影機能が付属していなくても個人的には問題ないように感じる。細かい利便機能は不便になる可能性あり。
まとめ
Miniの価格は64,000円でHERO11に比べて14,000円安く購入することができます。
Miniは両面スクリーンがなくなり、コンパクトで軽量化を図ることができ、バッテリーが内蔵型となりました。
性能面はHERO11と殆ど変わりなく、デメリットとしては写真機能がない程度です。
個人的にはGoPro本来の機能を活用するのであればHERO11がおすすめ。録画の確認やバッテリー交換が必要なく、GoProの性能を求めているのであればMiniも検討しても良いが、値段を考慮するとMiniであればGoProじゃなくても良い気がしました。