動画編集には様々な製作工程があり、そのための知識が必要です。
その中でもカットやリップルトリミング(リップル削除)は重要な作業の一つであり、細かい作業でかなりの編集時間が必要になります。
そこで今回は動画編集ソフト【Premiere Pro】のショートカットキーを使って効率的にカットをする方法を紹介していきます。
[box04 title=”本記事で分かること”][jin_icon_tag color=”#e9546b” size=”17px”]カットやリップルトリミング(リップル削除)の基礎[jin_icon_tag color=”#e9546b” size=”17px”]【Premiere Pro】のショートカットキーについて[jin_icon_tag color=”#e9546b” size=”17px”]【Premiere Pro】のショートカットキーを使った作業方法[/box04]
[box01 title=”カットやリップルトリミング(リップル削除)の基礎”][/box01]
カットとは…
動画の素材で必要のない部分を取り除く作業のこと
リップルトリミングとは…
動画をカットした時に生まれる空白の時間(ギャップ)を削除すること作業のこと
動画編集では動画素材で要らない部分をカットし、リップルトリミングでカットの時に生まれた空白の時間(ギャップ)を埋めています。
動画編において無くてはならない作業工程の一つです。
↓カット、リップルトリミングの基礎、PremiereProの基本操作はこちら↓
[box01 title=”ショートカットキーについて”][/box01]
カット・リップルトリミングを単純作業で行うとかなりの時間がかかります。
ショートカットキーを使えばカット・リップルトリミング別々で行っていた作業が
1度に簡単に行うことができます。
まずは編集→「キーボードショートカット」を選択しましょう。
すると、キーボードにショートカットの役割が既存で入っています。
最初は既存の設定で問題ありません。もし変更したくなれば随時、変えれば良いです。
今回使うショートカットキーは…
↑ | 前の動画、編集ポイントまで移動 |
---|---|
↓ | 次の動画、編集ポイントまで移動 |
Ctrl+K | 編集点を追加する(レーザーツールのカットと同じ) |
Q | 前の編集ポイントまでリップルトリミング |
W | 次の編集ポイントまでリップルトリミング |
ショートカットキーを最初から全て覚えるのは大変なので
カットやリップルトリミングに使える
上の5つを覚えることをオススメします。
[box01 title=”【Premiere Pro】のショートカットキーを使った作業方法”][/box01]
次は【Premiere Pro】のショートカットキーを使ったカット・リップルトリミングの作業方法について紹介していきます。
↑ | 前の動画、編集ポイントまで移動 |
---|---|
↓ | 次の動画、編集ポイントまで移動 |
Ctrl+K | 編集点を追加する(レーザーツールのカットと同じ) |
Q | 前の編集ポイントまでリップルトリミング |
W | 次の編集ポイントまでリップルトリミング |
先ほど紹介したキーボードのショートカットキーを使っていきます。
まずはプロジェクトに編集したい動画素材を入れます。
入れた動画をタイムライン(シーケンス)に入れます。
この部分をショートカットキーを使ってカット・リップルトリミングしていきます。
shiftキーで動画を再生してカットをしたい始まりの部分を探します。
カットしたい部分が決まったら【Ctrl】+Kでレーザーツールと同じように
編集点を加えることができます。
次にカットしたい最終地点をshiftキーで再生して探します。
最終地点を見つけたらキーボード【Q】を押します。
Q…前の編集ポイントまでカット・リップルトリミング
Qボタンを押せば先ほど押したCtrl+KからQ地点までを
カットとリップルトリミングを同時にすることができます。
まとめると…
shiftキーで動画を再生してカットをしたい開始地点を探す
↓
開始地点を見つけたら【Ctrl】+Kを押し、レーザーツールで編集点を作る
↓
shiftキーで再生してカットしたい終了地点を探す
↓
終了地点を見つけたらQキーで【Ctrl】+Kで編集点を作ったまでの動画をカットとリップルトリミングを同時に行う
【W】…次の編集ポイントまでカット・リップルトリミング
Qボタンとは逆でWボタンを押すとそれ以降の動画をカット・リップルトリミングできます。
よく使う場面は動画撮影が終わって、録画停止するまでの要らない時間が入っている場合に【W】ボタンでカット・リップルトリミングを行います。