2021年10月21日23時にSONYの公式YouTubeよりミラーレスカメラ『α7Ⅳ』の発売が発表されました。
前作、「α7Ⅲ」が2018年3月23日に発売され2年以上が経過し、SONYファンが待ちに待った『α7Ⅳ』の発売です。
12月2日にSONYの公式から12月17日に発売予定の発表がありました。
公式サイトでは12月7日の10時から予約が開始されます。
そこで、今回は『α7Ⅳ』の現状で分かっている価格や性能などの現状で分かっている情報を基本的な情報をまとめてみました。
『α7Ⅳ』の発売発表!!

2021年10月21日23時にSONYの公式YouTubeよりミラーレスカメラ『α7Ⅳ』の発売が発表されました。
YouTubeのliveは最大2万人視聴しており、終了時の評価はグッド3500、バッド50と、それだけ『α7Ⅳ』の期待値とそれに似合うだけの性能発表だったことが分かります。
この発表は海外発売で海外向けのYouTube発表でした。
ここからは日本発売について話していきます。
α7シリーズの発売日
α7シリーズ | |
2021年12月17日 | α7Ⅳ |
2018年3月23日 | α7Ⅲ |
2014年12月5日 | α7Ⅱ |
2013年11月15日 | α7 |
12月2日にSONYの公式から12月17日に発売予定の発表がありました。
公式サイトでは12月7日の10時から予約が開始されます。
前作のα7Ⅲは現在でも人気モデルで2018年に発売されてから約3年、
以前から噂はされていましたが、待望の発売となりました。
価格
α7 | 値段 | |
2021年12月17日 | α7Ⅳ | 約33万 |
2018年3月23日 | α7Ⅲ | 約25万 |
2014年12月5日 | α7Ⅱ | 約14万 |
2013年11月15日 | α7 | 約10万 |
12月2日にSONYの公式から価格33万円と発表がありました。
海外発売も日本円で30万円程度の発売だったので予想されていた方いるでしょう。
2018年に発売された前作、α7Ⅲの価格が約25万円と価格が高騰しています。
ひと世代ごとに価格は高騰しており、その分性能もかなり向上しています。
α7Ⅳスペック早見表

α7Ⅳ | |
レンズマウント | Eマウント |
撮像素子 | 35 mmフルサイズ (35.9 x 23.9 mm) |
質量(本体のみ) | 約573 g |
質量(バッテリー+メモリカード) | 約658 g |
外形寸法 | 約131.3 x 96.4 x 79.8 mm |
画像処理エンジン | BIONS XR |
カメラ有効画素数 | 約3300万画素 |
総画素数 | 約3410万画素 |
シャッター速度範囲 | 静止画撮影時: 1/8000-30 秒 バルブ、動画撮影時: 1/8000-1/4 秒 |
検出方式 | ファストハイブリッドAF |
検出素子 | Exmor R CMOS センサー |
測距点数 | 35 mmフルサイズ時: 759点 |
ISO感度(推奨露光指数) | 静止画撮影時: ISO100-51200 (拡張: 下限ISO50、上限ISO204800) 動画撮影時: ISO100-51200相当 (拡張: 上限ISO102400) |
総ドット数 | ファインダー:3,686,400 ドット 液晶モニター:1,036,800ドット |
手ブレ補正機能 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
補正効果 | 5.5段 |
モニター可動方式 | バリアングル |
使用温度範囲 | 0 – 40°C |
外観

寸法が約131.3 x 96.4 x 79.8 mm、質量はバッテリーとメモリーカードを合わせて658g。
従来機α7Ⅲより防塵・防滴に配慮し、外装の組み換えを変更し、ホコリや水滴により対抗できるようになりました。

従来機α7Ⅲからの変更点としてダイヤル部分が2段階式になりました。
上のダイアルは基本的に従来通りですが、下のダイアルは動画と写真を簡単に切り替えるができます。
動画の切り替えが簡単にできるようになったことから、α7Ⅲ以上にα7Ⅳでは動画に力を入れていることが分かります。
またメニューの操作の液晶タッチ操作が可能となり、画像処理エンジンが向上したことによりタッチパネルの反応速度が向上しました。
動画撮影や直観的な写真撮影が可能になります。

従来機のα7Ⅲはモニターの可動方式がチルト機能でしたが、バリアングル機能に変更されました。
ローポジションからの撮影や手持ち動画撮影、ジンバル撮影など状況に応じて自由なアングルで撮影することが可能です。

個人的に嬉しかったのが、カメラの電源を切ったときにシャッターのカバーが閉じる機能が搭載されました。
これによってレンズ交換時のゴミやホコリがセンサーに付着する可能性が下がります。
個人的にはズボラな性格からセンサーのゴミが写真に写ってしまうことが多々あり、いつも撮影後に後悔することがあるので嬉しい機能です。
性能
画像処理エンジン「BIONZ ZR」搭載

α7Ⅳの画像処理エンジンに「BIONZ XR」を搭載しています。
「BIONZ XR」は従来の「BIONZ X」の最大約8倍の高速処理が可能な新画像処理エンジンです。
2021年に発売された最上級モデルのα1に搭載されたことで話題となりました。
センサーからのデータ読み出し速度が向上し、高速のデータ処理が可能となります。
新開発3300万画素の卓越された画質

新開発の3300万画素の照明Exmor R™CMOSイメージセンサにより、ISO50-204800に拡張可能な優れた画質とワイドISO感度範囲を実現します。
高解像度により、滑らかなグラデーションやノイズを低減することができます。
静止画とビデオの両方のために楽にオリジナルのルックスを作成するのに役立ち、広い表現範囲を可能にします。
5.5段光学式5軸ボディ内手ブレ補正

上位モデルに搭載されている高精度な手ブレ補正ユニットとジャイロセンサーを搭載し、さらに手ブレ補正アルゴリズムの最適化を行うことにより、5.5段の補正効果を実現しています。
映像性能の向上

最大4K 60fpsまで対応しており、自然なグラデーションを可能にする10ビット深さ4:2:2カラーサンプリング、より効率的な編集ワークフローのためのXAVC S-I™フレーム内エンコーディング、およびXAVC HS™を2倍の圧縮効率で提供できます。
ネクストレベルのAF性能

最新の処理エンジンBIONZ XRを搭載しているα1で使用され、AF /AEトラッキングと滑らかな撮影体験のための大きなバッファを備えた高速AF、途切れない連続撮影を提供します。
さらに、初めて、リアルタイム瞳AF機能は、人間に加えて、静止画と映画の両方のために鳥や動物の目を追跡できるようになりました。
人間の顔と目の検出精度もアルファ7 IIIと比較して、約30%向上しています。
動画撮影時の正確なAF性能のニーズに応えるため、被写界深度を可視化するAFとフォーカスマップを使用する際にフォーカス遷移をサポートするAFアシスト[iii]を含む、ソニーEマウントレンズでALPHA 7 IVを使用すると、ユニークなAF機能が実現されます。アルファシリーズで初めて、新しいカメラは、焦点呼吸と戦い、焦点の変化を通じて一貫した視野角を維持し、オンまたはオフを切り替えることができる呼吸補償[iv]を備えています。