カメラをカビや埃などによる故障から守るのが防湿庫です。
今回はWheswellの防湿庫を購入しましたので、レビュー紹介していきます。
防湿庫の選び方
・サイズ、容量
・棚数
・除湿方式
・光触媒機能
・デザイン
サイズ・容量
まずは、防湿庫のサイズと入る容量を確認しましょう。
サイズは外寸で縦×横×高さで表記されます。容量は〇〇Lで表記されます。
自分のカメラボディやレンズの数、アクセサリーの量によって適切な大きさを検討しましょう。
棚数
サイズや容量同様に棚数も考慮しましょう。
大きなレンズが多い場合は棚数は少なく、小さいものが多い場合は棚数が多い方が良いです。
除湿方式
除湿方法は2種類あります。
ペルチョ除湿方式…
半導体素子のひとつであるベルチェ素子の特性を活かして湿気を冷却板に吸着させ、放熱板によって放散させるという除湿方法のことです。電子で調整するため正確に調整できますが、電気代がかかります。
乾燥剤除湿方式…
乾燥剤を防湿庫に入れ、水分を吸収させる方式。電気代はかかりませんが、定期的に乾燥剤を交換し、乾燥剤の量や効果で湿度変化するため調整が難しいです。
光触媒機能
光触媒機能で更にカビ対策をできる製品もあります。より高性能を選択するのであればおすすめです。
デザイン
防湿庫は物によってはサイズが大きく、部屋全体のイメージに影響します。
オシャレな防湿庫であればインテリアの1つになります。
WHESWELL 30L 防湿庫 基本情報
WHESWELL 30L | |
---|---|
メーカー | WHESWELL |
公式価格 | 約16,000円 |
容量 | 30L |
重量 | 6.7㎏ |
サイズ(cm) | 32x29x40cm |
棚数 | 2段 |
除湿方式 | ペルチョ方式 |
電力 | 1日約2円 |
WHESWELL 30L 防湿庫 レビュー
防湿庫はHOKUTO、HAKUBAなどが有名ですが、僕はWheswellの防湿庫を購入しました。
元々、防湿庫を購入するか悩んでいましたが、購入した決断としてはカビや埃対策と収納場所として一つにまとめておきたいことが理由で購入しました。
今回購入したのは2段構成で30Lまで収納できる防湿庫にしました。防湿庫のデメリットとして場所を取ること、インテリアとして目立ってしまうことが挙げられますが、この防湿庫はそこまで大きくないのが一つのメリットです。
木目調なのでその他の家具に馴染みやすいため購入する決断となりました。
防湿方法はペルチョ式で電子にて調整するため正確に調整できます。電気代は1日約2円程度かかります。購入して少し残念だったのが湿度を調整するモニターが扉の中だったので調整するために一度扉を開けなければいけないのがデメリットの1つです。
全体の作りとしては、細かい部分では簡易的な作りでちゃっちさもありますが、1万円代の防湿庫なので値段を踏まえるとコストパフォーマンスが良いと思いました。
仕切り板の高さ調整は簡易的に可能で直ぐに再調整することができます。板の耐重量は8㎏まで負荷可能であるため、望遠レンズなどの重たいレンズ複数本入れても問題ありません。
板にはウェーブがあり、3本のレンズを入れることができます。上の画像の一番右側のレンズは大口径82㎜のレンズのため、大口径のレンズは3本ギリギリかもしれません。
30Lの防湿庫の場合、ボディ2台とレンズ3本程度が最大かもしれません。
扉の開け閉めはマグネットタイプでしっかりと固定されるため、勝手に空いてしまうことはないと思います。
購入してカメラ製品をまとめて保管できる場所ができて良かったです。
まとめ
今回は、WHESWELLの30L防湿庫を購入しました。
●カビや埃からカメラを守ることができる。
●安くて性能面も問題なく使用することができる。
●木目調で目立ちにくく、家具とも馴染みやすい。
●カメラ製品をまとめて保管することができる。
●見た目が少し安っぽい。
●ボディ2台、レンズ3本以上は入らなさそう。
●内側に湿度調整するモニターがあり、扉を開ける必要性がある。