一眼レフカメラやミラーレスカメラの撮影で辛いのが手振れ。
スマートフォンでは簡単に撮れるのにデジタルカメラで撮影した写真や動画が手振れして思ったように撮影できず悔しい思いをしたこともあるでしょう。
特にデジタルカメラを購入し、徐々に難しい撮影をすればするほど三脚が欲しくなると思います。
そこで今回は、一眼レフカメラやミラーレスカメラ用の三脚の選び方とおすすめ商品を紹介していきます。
大前提:三脚の目的と本当に必要なのかを考える
三脚があると撮影の幅が広がることは間違いないですが、重量や大きさがデメリットになりやすく、購入してみたら「買ったけど必要なかった」と公開する方も少なくないです。
そのため、まずは三脚の目的と必要性を考えましょう。
三脚の必要頻度が高い撮影
夜景撮影、星空撮影、望遠撮影、花火撮影、野鳥撮影、カメラを固定した環境での撮影、スタジオ撮影、集合写真、DNR撮影、被写界深度合成etc.
三脚が必要になる場面は数多くありますが、自分が今後何を撮影したくて、そのために三脚がどうしても必要かどうか考えましょう。
三脚撮影が向いていない人
写真の質を求めない人、拘りがそこまでない人、いい写真が撮れなくてもストレスに感じない人、三脚を設置することが面倒な人、あまり待つのがすきじゃない人、重たい荷物を持ちたくない、etc.
上記の人は三脚をおすすめできないかもしれません。
ある程度質を求めないのであれば、設定でISO感度やF値を変えてシャッタースピードを変えれば最低限撮影できることもあります。
三脚撮影が向いている人
納得の一枚が撮りたい人、拘りがある人、いい写真が撮れなくてストレスを感じる人、夜景などの夜の撮影をしたい人、あまり面倒だと思わない人、待てる人、重たい荷物が苦にならない人etc.
初心者におすすめ三脚の選び方
値段
一眼レフやミラーレスカメラの三脚は比較的に高いです。
相場は1万~10万円以上、本格的にこだわると20万程度かかることもあります。
初心者が最初に購入する場合は、使用頻度にもよりますが1万円程度がおすすめです。
5千円以内の三脚もありますが、性能面が劣りすぎておすすめできないです。
値段と性能はイコールになることが多いので、値段は最小限気にしましょう。
または安すぎる無名メーカーには注意しましょう。
メーカー
三脚は激安無名メーカーはあまりおすすめできません。
固定性が弱く、使い勝手が悪いことが多いです。
初心者におすすめのメーカーは…
Manfrotto、k&f、Tycka、NEEWER、INNORE、Ulanziなどです。
素材・重さ
持ち運びのことを考えると重さは重要です。
重さと関連して素材にも注目しましょう。
カーボンとアルミニウムに分けることができます。
カーボン | アルミニウム | |
---|---|---|
メリット | 安定性 軽量 持ち運びやすい | 安価 |
デメリット | 高価 | 安定性に欠ける 重い 持ち運びにくい |
高さ・大きさ
三脚を展開したときの高さはそれぞれで違い、目的によって必要な三脚の高さも変わります。
大きければ大きいほど、大きくや重量も重くなり、持ち運ぶのも大変です。
また、高さや大きさによって値段も高くなる可能性が高いので考慮すべき点です。
そのため、三脚の必要な高さを概ね予測して購入するようにしましょう。
雲台
雲台とは簡単に言うと三脚とカメラを接続するアクセサリーのことを示します。
雲台があれば、三脚自体を動かさずカメラの角度調整が可能です。
雲台には様々な種類があり、代表的には3way雲台や2way雲台、自由雲台などがあります。
雲台は1万~高くて10万円ほどするものもあり、三脚に同様の金額がかかることもあります。
そのため、最初は三脚と雲台がセットになったものを購入することをおすすめします。
三脚が高ければ高いほど、三脚と雲台が別々での購入になることが多いこともデメリットです。
耐荷重量
三脚にはそれぞれ耐えれる荷重量が設定されています。
選択する目安としてはカメラの重量×2倍にしましょう。
荷重量ギリギリで使用すると故障するリスクがあるので
余裕をもって購入すると良いです。
また望遠レンズなどを使用する場合もあるため見込んで購入しましょう。
縮長
持ち運びのことを考えて折り畳んだ時の長さ、縮長を気にしましょう。
やはり持ち運びを考えるとコンパクトの方が良いですよね。
カメラバック一つで出かけたい人には特に重要になります。
自分のカメラバックの長さと三脚の縮長を比較して検討しましょう。
縮長を見るときに注目したいのが段数です。
段数とは…何段に分けてカメラが伸び縮みするかのことです。
平均で3~5段です。
よりコンパクトを目指すと段数が多い方が良いと思いますが、段数が多すぎると安定性が欠けます。
なのでコンパクトでおすすめの目安は4.5段と頭に入れておきましょう。
初心者におすすめ三脚
Manfrotto Element
引用:Manfrotto
Manfrotto Element | |
---|---|
メーカー | Manfrotto |
値段 | 約10,000円 |
素材 | アルミニウム |
重量 | 1.05㎏ |
高さ | 最大長143㎝ |
段数 | 5段 |
縮長 | 32㎝ |
荷重量 | 4㎏ |
雲台 | 自由雲台 |
Amazon評価 | 4.3 |
K&F Concept S254
引用:K&F Concept
K&F Concept S254 | |
---|---|
メーカー | K&F Concept |
値段 | 約10,000円 |
素材 | アルミニウム |
重量 | 1523g |
高さ | 最大長158㎝ |
段数 | 4段 |
縮長 | 42㎝ |
荷重量 | 4㎏ |
雲台 | 自由雲台 |
Amazon評価 | 4.1 |
K&F Concept TM2515T1
引用:K&F Concept
K&F Concept TM2515T1 | |
---|---|
メーカー | K&F Concept |
値段 | 約13,000円 |
素材 | アルミニウム |
重量 | 2000g |
高さ | 最大長170㎝ |
段数 | 5段 |
縮長 | 43㎝ |
荷重量 | 10㎏ |
雲台 | 自由雲台 |
Amazon評価 | 4.2 |
Manfrotto MTPIXIEVO-BK
引用:Manfrotto
Manfrotto Element | |
---|---|
メーカー | Manfrotto |
値段 | 約4,000円 |
素材 | アルミニウム |
重量 | 260g |
高さ | 20㎝ |
縮長 | 32㎝ |
荷重量 | 2.5㎏ |
雲台 | 自由雲台 |
Amazon評価 | 4.3 |
NATIONAL GEOGRAPHIC NGTR004TCF
引用:NATIONAL GEOGRAPHIC
NGTR004TCF | |
---|---|
メーカー | NATIONAL GEOGRAPHIC |
値段 | 約12,000円 |
素材 | カーボン |
重量 | 1330g |
高さ | 最大長158㎝ |
段数 | 5段 |
縮長 | 38㎝ |
荷重量 | 8㎏ |
雲台 | 自由雲台 |
Amazon評価 | 4.2 |
SLIK GX 6400
引用:SLIK
SLIK GX 6400 | |
---|---|
メーカー | SLIK |
値段 | 約5,000円 |
素材 | アルミニウム |
重量 | 1240g |
高さ | 最大長154㎝ |
段数 | 4段 |
縮長 | 47㎝ |
荷重量 | 1.5㎏ |
雲台 | 3way雲台 |
Amazon評価 | 4.3 |
ZOCUS 三脚
引用:ZOCUS
ZOCUS | |
---|---|
メーカー | ZOCUS |
値段 | 約5,000円 |
素材 | アルミニウム |
重量 | 記載なし |
高さ | 最大長190㎝ |
段数 | 5段 |
縮長 | 記載なし |
荷重量 | 4㎏ |
雲台 | 3way雲台 |
Amazon評価 | 4.4 |
UBeesize 三脚
引用:UBeesize
UBeesize | |
---|---|
メーカー | UBeesize |
値段 | 約4,500円 |
素材 | アルミニウム |
重量 | 1390g |
高さ | 最大長170㎝ |
段数 | 4段 |
縮長 | 51㎝ |
荷重量 | 5.5㎏ |
雲台 | 3way雲台 |
Amazon評価 | 4.2 |