和歌山県、那智勝浦にある『ホテル浦島』に友人と宿泊してきました。
率直な感想としては、大満足な1泊2日の旅行でした。
友人との旅行だけでなく、子供連れの家族、カップルなど、どんな方にもおすすめできる旅館です。
そこで今回は、ホテル浦島の魅力や特徴、行ってみた感想を伝えれたらと思います。
また、前評判として「汚い」「幽霊が出る」と聞いていたので、それについても話していきます。
「ホテル浦島」どんなとこ!?
「ホテル浦島」とは和歌山県・紀伊半島の那智勝浦にある温泉旅館。
那智勝浦は南紀随一の大きさを誇る大温泉郷。
その中でも圧倒的な施設規模を誇るのが「ホテル浦島」。
私自身が巡った旅館の中で断トツで広く感じました。
山上館・日昇館・なぎさ館・本館の4館から成り、上の写真のほぼ全てがホテル浦島の施設。
1泊2日で全て巡ることはできませんでした。
温泉宿・ホテル総選挙2021では関西エリアの絶景部門で第1位となりました。
ホテル浦島の魅力
早速、ホテル浦島の魅力について紹介していきます。
魅力① 船で出迎え!?
ホテル浦島は半島の末端に位置しています。
そのため浦島ならではのウミガメをモチーフとした船で出迎えてくれます。
ホテルに行くときに船に乗って向かうなんてとても気分が上がります。
船は5分程度でホテルに着くため船酔いの心配もありません。
到着!!ホテルの横がすぐ海。
海なし県の岐阜県民からしたら、これだけでテンション上がります。
魅力② 館内の広さ
館内マップ。これからも施設の広さが分かる。
端から端まで歩くのに体感10分程度かかるほど。
魅力③ スタッフの対応の良さ
とてもスタッフの方の対応が丁寧でした。
通常の対応はもちろん、プラスαの対応も満足でした。
友人が紀伊勝浦駅のトイレにホテルのチケットを置き忘れたのですが
連絡を受けた施設スタッフがわざわざ取りに行ってくれました。
こちらのミスなのに、嫌な顔せずにプラスαをしてくださるのは流石です。
その節はご迷惑おかけしました。(笑)
魅力④ 客室
私は一番グレードの低い本館に宿泊しました。
一部屋12畳ほどで広くはありませんが、友人と行ったので久しぶりに修学旅行気分を味わえてとても満足でした。
客室からも海が見えて綺麗でした。
山上館・日昇館・なぎさ館・本館で部屋に各特長があるみたいです。
魅力⑤ 汚くはない
「ホテル浦島」は汚いという前評判をいくつか見ましたが、個人的な感想としては汚くはないと感じました。
当然、創業65年を迎えており、オープン仕立てのホテルと比較すると綺麗ではありませんが、旅館として過ごす中では許容範囲だと思います。
しかし、潔癖な方など感じ方はそれぞれなので個人的な感想として捉えていただけると幸いです。
魅力⑥ 最大の魅力である温泉
ホテル浦島に来たからには必ず温泉に入るべきです。
忘帰洞、玄武洞、ハマユウの湯、滝の湯、磯の湯、遥峰の湯の6つもの温泉があります。
6つある中でも一番入るべきなのは「忘帰洞」です。
ホテル浦島の最大の特徴・魅力であるのが洞窟風呂です。
本当にあった洞窟を利用し、自然をそのまま迫力のある中で入浴できます。
私自身はこの温泉をSNSで確認して、この温泉に入りたいと思い宿泊しました。
その期待値を超えてくる迫力でした。
他の温泉では味わうことができないのが魅力的です。
ちなみに、忘帰洞の語源は紀州藩主の徳川頼倫公に「帰るのを忘れさせるほど」と誉めて名付けられたそうです。
洞窟の先は海。景色も堪能できます。
次におすすめが玄武洞です。忘帰洞同様に洞窟風呂です。
私は到着した夜に忘帰洞、次の日の朝に玄武洞に入浴しました。
魅力⑦ 豪華なバイキング
食事はバイキング形式。
ビジネスホテルとは違い、豪華な海鮮料理がずらりでした。
和歌山はまぐろの水揚げ量が日本一。
本来ならマグロの解体ショーが開催されているのですがコロナウイルスの影響で中止しています。
それでも十分堪能できるラインナップでした。
魅力⑧ スペースウォーカー
「スペースウォーカー」とは本館と山上館を繋ぐエスカレーター。
全長154m高低差は77mと日本一。
魅力⑨ 絶景の景色
スペースウォーカーに乗って山上館に行くと展望台へ行くことができます。
そこには浦島稲荷神社があります。
その先に大きく広がる太平洋の景色を堪能できます。
この日は生憎の雨でしたが、晴れていれば水平線が眺めるかもしれません。
魅力⑩ 充実したアクティビティ
ホテルの目の前で釣りができます。
1000円で竿の貸し出しも行っているため気軽にできます。
ホテル施設内にプールもあります。
しかし新型コロナウイルスの影響で中止していました。
他にもゲームセンターやカラオケ、卓球もあり
子供連れの家族にはピッタリ。一日中楽しめます。
魅力⑪ チェックアウト後も満喫できる
チェックアウト後であっても施設内の温泉やアクティビティを利用することができます。
宿泊した翌日も満喫できるのはよかったです。
私が宿泊した翌日は雨だったので、当初行こうとしていた熊野古道に雨で行けなくなったため、アクティビティを楽しむことができました。
魅力⑫ 幽霊の正体
googleでホテル浦島で検索すると関連で幽霊と出てきました。
1泊2日で行きましたが、幽霊らしき存在は確認できませんでした。
幽霊はいないので安心してください。
むしろ会えたらラッキーです。
魅力⑬ 施設内にローソン
旅館だと売店で高いイメージですが、施設内にローソンが完備されているため便利。
またローソンにお土産も売っているため、他のお土産屋さんに行く必要がないのも利点。
魅力⑭ コロナ対策
実際行ってみて十分なコロナ対策がされていました。
アクセス方法
・東京からは電車で約5時間半
・名古屋からは車で約3時間40分、ワイドビュー南紀で約3時間50分
・大阪からは車で約4時間、特急くろしおで約4時間