圓光寺は、京都府京田辺市にある仏教寺院で、美しい紅葉の名所として知られています。
特に秋の紅葉シーズンには、多くの観光客が訪れ、その美しい紅葉景色を楽しむことができます。
特に最近では、InstagramなどのSNSで圓光寺の可愛いお地蔵さんが沢山拝見するようになりました。
京都の紅葉シーズンは1年の中でも観光客が多く訪れますが、比較的穴場なスポットです。
そこで今回は、カメラ好きの私がおすすめする圓光寺の紅葉シーズンの魅力をブログで紹介していきます。
圓光寺とは…
慶長6年(1601年)徳川家康は国内教学の発展を図るため、下野足利学校第九代学頭・三要元佶(閑室)禅師を招き、伏見に圓光寺を建立し学校としました。
引用:圓光寺について|瑞巌山 圓光寺|Zuiganzan Enkouji Temple
圓光寺は、山号を「高雄山」(たかおさん)といい、臨済宗の寺院です。寺内には庭園や池があり、これらの美しい景観と一緒に紅葉が楽しめます。
紅葉のピークの時期には、庭園内にある紅葉が美しく彩られ、多くの参拝客や観光客がこの場所を訪れます。
境内には、空を自在に奔る龍を石組であらわした平成の枯山水である奔龍庭、牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして、近世初期に造られた池泉回遊式庭園、水琴窟、応挙竹林など見どころは沢山あります。
魅力① 可愛いお地蔵さん
圓光寺が紅葉の観光地として有名になったのは、可愛いお地蔵さんがきっかけです。
僕自身もお地蔵さんをSNSの投稿で知り、圓光寺を知りました。
この写真は、倍率の高いレンズで撮影しているため大きく見えますが、肉眼で見ると結構小さいです。
写真を撮っている人が多かったため気が付きましたが、人が少ない場合は注意が必要です。
11月28日に拝観したため、散紅葉・敷紅葉と相まって赤い絨毯にお地蔵さんの写真がより映えました。
寝転んでいるお地蔵さんもいたようですが、僕は見つけることができませんでした。
魅力② 散紅葉・敷紅葉が魅力的
圓光寺は散紅葉・敷紅葉の名所としても有名です。
先ほども言いましたが、お地蔵さんと散紅葉・敷紅葉は写真映えします。
紅葉は最低気温が8度以下の日が続くと見ごろが近くなり、最低気温が5~6度になると一気に進むと言われています。
京都の紅葉は見頃が11月中旬から12月上旬と言われており、11月末からは落葉します。
落葉すればするほど、木を被写体に写真を撮るとみすぼらしくなってしまいます。
散紅葉・敷紅葉が魅力的な圓光寺は、落葉した後でも紅葉を楽しむことができます。
水琴窟があり、十牛之庭の清涼となっており、落葉が浮かび風情があります。
魅力③ 紅葉を楽しめる境内
境内は奔龍庭、十牛之庭、水琴窟、応挙竹林など様々な景色を楽しむことができます。
上の画像は庭園の写真です。
正面から撮ると額縁庭園の写真を撮ることができ、額縁構図の写真を撮ることができます。
紅葉時期は観光客が多いため、正面からの額縁庭園を撮るのは難しいかもしれません。
公式ページのURLを載せておきます。写真スポットの参考になればどうぞ。
小さい額縁庭園なら襖の間からも撮影可能でした。
圓光寺は散紅葉・敷紅葉が魅力ですが、早い時期には額縁庭園からの景色がおすすめです。
魅力④ 京都でゆっくり紅葉観光を楽しむことができる
京都の年観光客は約5000万人、中でも秋は一番多く11月は500万人と1ヶ月の観光客が一番多い月です。
圓光寺は、京都の市街地から車で25分、電車と徒歩で50分と少し距離があり、事前予約制のため駅から近い東福寺や南禅寺などよりは観光客が控えめです。
座って座禅体験やただ畳に座って紅葉を楽しむこともできます。
圓光寺 アクセス 基本情報
圓光寺 | |
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住所 | 〒606-8147 京都市左京区一乗寺小谷町十三番地 |
京都駅からの所要時間 | ・京都駅から車で25分 ・京都駅→東福寺(奈良線)→出町柳駅(京阪線)→ 一乗寺駅(叡山電鉄本線)→徒歩 計50分 |
見ごろ時期 | 11月中旬~12月上旬 |
通常営業時間 | 8:00~17:00 |
拝観料 | 通常:600円 秋の特別拝観: 令和5年度11月11日~12月5日 大人1,000円 中学生・高校生500円 小学生500円 |
個人的おすすめ度 | 4.5 |
写真スポット | 奔龍庭、十牛之庭、水琴窟、応挙竹林、地蔵 |
秋の特別拝観は予約制のため公式ホームページから予約をどうぞ