【レビュー】無料から使える復元ソフトEaseUs Data Recovery Wizardの評判・使い方

  • 大事なデータを消してしまい、そのデータを取り戻したい。
  • 復元ソフトでデータの復元をしたいけど、どれを使えばいいか分からない。
  • 復元ソフトは怪しそう、購入するか不安。

このような悩みや疑問を感じたことはありませんか!?

この記事は大事なデータが突然消え、復元したい・復元ソフトを探している方向けの記事です。

パソコンやスマートフォン、デジタルカメラなどのデータが消えた際に役立つのがデータ復元ソフトです。

そこでおすすめしたいのがEaseUsの「Data Recovery Wizard」という復元ソフトです。

今回は、復元ソフトの一般的な基本情報から「Data Recovery Wizard」についての情報と使い方、使用してみた感想を紹介していきます。

本記事で分かること
  • 復元ソフトの基本情報・選ぶ基準
  • 「EaseUs Data Recovery Wizard」とは…
  • 「EaseUs Data Recovery Wizard」の使い方
  • 使ってみて感じたメリット・デメリット

復元ソフトを選ぶ基準

①対応デバイス
②無料or有料
③障害の種類
④データ容量
⑤ソフトの操作性

① 対応デバイス

自分が復元したいデータが復元ソフトに対応しているかを確認する必要性があります。

デバイスにも様々な種類があります。

スマートフォンやパソコンなどの端末からUSBやSDカードなどのストレージなど数多くの種類が存在します。

また、データにも数多くの種類が存在するため、事前に確認をしましょう。

② 無料or有料

復元ソフトも様々な種類があります。

基本的には同じ会社から無料の復元ソフトと上位互換の有料ソフトを提供しています。

有料の場合は無料に比べ復元率やデータ容量に大きな差が生じるケースが多いです。

自分の復元したいデータが無料で解決するのか、有料版が必要なのか確認してからソフトを選択しましょう。

③ 障害の種類

データの損傷の種類には大きく2つあります。

物理障害

物理障害とはパソコンなどのデバイス自体が水没や落下などで故障した状態のことです。

物理障害のデータ復元は簡単にはできません。

修理ができた場合でも金額は高額になることが予想され、簡単に復元ソフトで復旧を試みるのはおすすめできません。

物理障害の場合は専門業者に依頼するのが基本です。

論理障害

論理障害はファイルやデータに問題が生じて不具合が起きている状態のことです。

  • PC、Mac、Android、iPhone、外付けハードドライブ、SDカード、USBなどからファイルを削除した場合
  • ゴミ箱に入れてしまい、ゴミ箱からも完全に削除した場合
  • 外付けHDD、SSD、USB、ペンドライブなどをフォーマットした場合
  • マルウェアやウイルスに感染し、トラブルが生じた場合
  • システムがクラッシュし、データにアクセスできなくなった場合

など原因は様々です。

基本的に復元ソフトで復旧できるデータは論理障害で紛失したデータです。

④ データ容量

復元ソフトによって復旧できるデータ容量に制限がある場合があります。

特に無料のデータ復元ソフトはメガバイトもしくは数ギガバイトまでしかできない可能性が高いです。

⑤ ソフトの操作性

復元ソフトを選ぶ基準としてソフトの操作性も考慮しましょう。

パソコンの使用頻度が高ければ高いほど、数多くのデータから復元したいデータを探さなくてはいけません。

データの名前を覚えていれば問題ありませんが、設定していない場合は探すのに時間がかかります。

復元ソフトが操作しやすく、分かりやすいのはデータを探すストレスを軽減することができます。

EaseUS 「Data Recovery Wizard」とは…

EaseUSは、2004年に創設され、データ管理領域に特化したソフトウェアのリーディング開発会社。現在、世界160以上の国と地域でサービスを展開している。

「Data Recovery Wizard」の性能

無料(Free)有料(Pro)
料金無料Windows:9,790円
Mac:12,089円
IOS:7,909円
Android:4,939円
データ容量2GB無制限
復元可能なデータ殆どのファイルが復元可能
MP4.JPG.PNG.MP3.ZIP.AIF.etc
対応可能なデバイスPC.HDD.外付けHDD.SDカード.Microカード.USBメモリー.icloudデータ.Android内のデータなどその他のストレージデバイス
カスタマーサポート
動作環境CPU:x86系以上、500 MB以上
RAM:128 MB
ディスクの空き領域:32 MB以上
Windows:11.10.8.7
Android:6.5.1.5
表1 「Data Recovery Wizard」の無料版・有料版の性能

  • 無料版と有料版の2種類あり、無料版は2GBまで復元可能
  • 復旧率97.3%と業界随一のデータ復元ソフト
  • あらゆる形式ファイルの復元可能
  • 無料版は2GB、有料版は無制限

※詳しい性能面についてはレビューの感想で説明をします。

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「Data Recovery Wizard」の使い方・使ってみた

実際に 「Data Recovery Wizard」の有料版を使用しましたので、その使い方やレビューをしていきます。

〇使用したパソコン
プロセッサ:Intel(R) Core(TM) i7-9700CPU
実装RAM:32.0GB
SSD:500GB HDD:5TB

〇Data Recovery Wizardの使用目的
写真(RAW画像)の復元

使用したパソコンはデスクトップのパソコンです。大量の写真データを扱うため、SSDやHDDは大容量です。

使用目的は写真(RAW画像データ)を大量に削除したため復元目的で使用しました。

今回は大量のデータを復元するために有料版を使用しましたが、有料版も基本的には同様な方法で復元できるため参考にしてください。

手順

① 「Data Recovery Wizard」をダウンロード
②復元したいデータ元の場所を選択する
③スキャン実行
④復元したいデータを探し、保存先を選択して復元する

手順① 「Data Recovery Wizard」をダウンロード

\\Data Recovery Wizardのダウンロードはこちらから//

最初は取り合えず無料版をダウンロードして使用感を確認してみることがおすすめです。

有料版を使用する場合でも無料版をダウンロードした後にシリアルナンバーを入力すれば良いので問題ないです。

手順② 復元したいデータ元の場所を選択する

ソフトをダウンロードしたら、まずは復元したいファイルの場所を選択します。

パソコン内であれば内臓ドライブもしくはゴミ箱などを選択、USBやSDカードなどは外付けドライブから選択します。

手順③ スキャン実行

復元したい場所を選択すると自動的にスキャンが開始します。

今まで使用してきた数多くのデータがスキャンされるため、普段から大量のデータを使用している場合はかなりの時間がかかります。

手順④ 復元したいデータを探し、復元する

すべてのデータがスキャンできたら、復元したいデータを探して復元を実行します。

無数のデータから探したい場合はファイルのタイプを選択する、名前がわかる場合は名前検索してデータを復元します。

また、復元する際は復元場所を設定して復元を実行します。

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使用して感じたメリット・デメリット

続いて、使用して分かったことや感じたことをメリット・デメリットに分けて紹介していきます。

「Data Recovery Wizard」のメリット

  • 圧倒的な検出率の高さ。
  • スピーディでスキャンの時間が早い。
  • データ名検索やファイルの種類ごとに復元データを探すことができる。
  • プレビューで確認できる。
  • コストパフォーマンスが良い。

1つずつ紹介していきます。

圧倒的な検出率の高さ

復元ソフトで一番大事なのが、「復元したいデータを検出できる」ことです。

目的のデータが復元するためには、削除した数多くのデータが検出できるか否かが肝心です。

今回、復元ソフトを購入するにあたり、どの復元ソフトを購入するべきか比較してみました。

EaseUSRecoverit4DDiGFonePaw
SDカード
検出した
容量
379.05GB273.75GB11.03GB5.03GB
ゴミ箱
検出した
容量
324.58GB24.48GB2.94GB2.12GB
一番古いデータ2020/2/212020/2/32021/11/282021/10/21
表2 復元ソフトの検出量の比較

4つのソフトを比較した結果、EaseUsの「Data Recovery Wizard」がSDカードとゴミ箱の共に一番検出することが可能でした。

検出できた量にはかなり差があり、購入する場合には注意が必要だと感じました。

(検出方法や細かい検出率についてはソフトごとの詳細は分からないため、検出できた容量で比較してみました。)

スピーディでスキャンの時間が早い

目的のデータを復元するためには膨大なデータからスキャンして探し出す必要性あります。

緊急性の高い場合やデータが消えて不安な場合はスピーディにスキャンができることも重要な点の1つです。

EaseUSRecoverit4DDiGFonePaw
実験(SDカード)
検出した
容量
379.05GB273.75GB11.03GB5.03GB
スキャンの
スピード
6分28秒6分31秒8分56秒30分以上
1GBあたり
のスピード
60GB/分43GB/分1.2GB/分0.16GB/分以上
実験(ゴミ箱)
検出した
容量
324.58GB24.48GB2.94GB2.12GB
スキャンの
スピード
41秒49秒24秒2分
1GBあたり
のスピード
790GB/分49GB/分12GB/分1GB/分
一番古いデータ2020/2/212020/2/32021/11/282021/10/21

4つのソフトを比較した結果、EaseUsの「Data Recovery Wizard」が1GBあたりのスキャンのスピードが一番早くスキャンすることが可能でした。

データ名検索やファイルの種類ごとに復元データを探すことができる

膨大なデータから目的のデータを復元するためには、復元ソフトが分かりやすく直観的である必要性があります。

「Data Recovery Wizard」はデータ名から検索することやファイルごとに選択することができ目的のデータを探しやすくなっています。

プレビューで確認できる

復元ソフトにはプレビュー機能があります。

復元したいファイルの名前や詳細が分からない場合、プレビュー機能を使用して目的のファイルを探すことができます。

コストパフォーマンスが良い

有料版「Pro」はWindows:9790円で無制限に復元することができます。

平均的な値段ではありますが、他社ソフトに比べて圧倒的な性能であるため個人的にはコストパフォーマンスが良いと思います。

「Data Recovery Wizard」のデメリット

  • 無料版は2GB以上復元できない。
  • もう少し探しやすい方法があれば文句なし。
  • すべてのデータ復元は困難。

無料版は2GB以上復元できない

「Data Recovery Wizard」には無料版のFreeと有料版のProが存在します。

有料版は制限なくデータの復元が可能ですが、無料版は2GBまでしか復元することができません。

しかし、「Data Recovery Wizard」は他のソフトに比べ無料で復元できる容量が多いのも特徴の一つです。

もう少し探しやすい方法があれば文句なし

「Data Recovery Wizard」は圧倒的な検出率を誇る分、探したいファイルが見つからない可能性もあります。

「Data Recovery Wizard」はファイル名の検索・ファイルの種類ごとに選択・プレビュー機能など、目的のファイルを探しやすい工夫がされていますが、もう少し探しやすい工夫があれば文句なしです。

具体的な案を挙げることはできませんが、より直観的な操作で見つけることができれば申し分ないです。

すべてのデータ復元は困難

「Data Recovery Wizard」は圧倒的な検出率を誇りますが、すべてのデータを検出して復元することはできません。

なので、大量のデータを復元したい場合でも無料版をダウンロードしてから復元できることを確認した後に購入することをおすすめします。

まとめ

まとめ
  • 「Data Recovery Wizard」は論理障害によってデータを復元することができるソフト。
  • 無料版のFreeと有料版のProがあり、無料版は2GBで有料版は制限なく復元可能である。
  • 「Data Recovery Wizard」は圧倒的なデータ検出率で操作もスピーディである。
  • 検出率が高い分、数多くのデータから探すのには課題がある。
  • 個人的には復元ソフトを使用するのであれば一番におすすめできるソフト。

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