【ブログレビュー】SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artの性能・作例紹介

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN ArtはSonyEマウントやライカ・PanasonicなどのLマウントが対応している標準ズームレンズです。

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN ArtはF2.8通しで焦点距離が24₋70㎜と汎用性の高い高性能レンズです。

今回は、TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDの他社のEマウントの標準ズームレンズと比較・作例レビューをしていきます。

また、購入して良かった点とイマイチだった点についても紹介していきます。

本記事で分かること
  1. SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artの性能
  2. 購入して良かった点イマイチだった点
  3. 作例紹介

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artの性能

性能
メーカーSIGMA
発売日2019年12月20日
マウントSonyEマウント
Lマウント
商売小売価格148,500円 (税込)
Amazon価格118,800円(税込)
寸法E(※1):87.8×124.9㎜
L(※2):87.8×122.9㎜
フィルター径82㎜
重量E:830g
L:835g
焦点距離17-70㎜
F値開放F2.8
最小絞りF22
最短撮影距離広角側:0.18m
望遠側:0.38m
画角広角側:84.1°
望遠側:34.3°
絞り羽根枚数11枚
手振れ補正
その他防塵防滴構造
撥水・防汚コーティング
※1 E=Eマウント  ※2 L=Lマウント

基本情報

基本情報
メーカーSIGMA
発売日2019年12月20日
マウントSonyEマウント
Lマウント
商売小売価格148,500円 (税込)
Amazon価格118,800円(税込)

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN ArtはSIGMMAから2019年12月20日に発売されました。

SIGMMAはSONY、Canonに次ぐ、交換レンズのシェア率が3番目に高いメーカーです。

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Arの対応マウントはSONYのミラーレスカメラのEマウントとライカ、Panasonic、SIGMAのカメラのLマウントが対象です。

商売小売価格は約15万で、Amazon価格は約12万程度です。

寸法・重量

寸法・重量
寸法E(※1):87.8×124.9㎜
L(※2):87.8×122.9㎜
フィルター径82㎜
重量E:830g
L:835g
※1 E=Eマウント  ※2 L=Lマウント

寸法はSONY.Eマウントで87.8×124.9㎜、フィルター径は82㎜、重量830gです。

フィルター径は82㎜と大口径で約800gとかなり重たいです。

その理由はSIGMAのコンセプトにあります。

SIGMAは全ての交換レンズに3種類のコンセプトからそれぞれ割り当てられて編成されます。

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artは「Art」。

「Art」は【圧倒的描写力】をテーマに、アーティスティックもしくはクリエイティブな高度欲求水準を満たす、とにかく描写力を優先して開発したレンズ。

そのため、SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artコンパクトや手軽さより性能面を重視して作りこまれているため重量は重たく、フィルター径(横幅)がかなり大きいサイズになっている。

焦点距離・F値

焦点距離・F値
焦点距離24₋70㎜
F値開放F2.8
最小絞りF22

焦点距離は24₋70㎜で広角から標準域まで汎用性の高い。

F値は開放F2.8で焦点距離全域でボケ感のある撮影が可能です。

最短撮影距離・画角

スペック
最短撮影距離広角側:0.18m
望遠側:0.38m
画角広角側:84.1°
望遠側:34.3°

最短撮影距離は広角側で0.18m、望遠側で0.38mと被写体と近い距離でも撮影が可能です。

また、焦点距離が広範囲なめた、84₋34°の画角で撮影ができる万能レンズです。

購入して良かった点

私は2021年12月に購入し、約半年間使用しました。

購入して良かった点を紹介していきます。

良かった点

●圧倒的な描写力

●価格、コストパフォーマンスがいい

●体感重量はもう少し軽い

●操作しやすい構造

●包装が丁寧

圧倒的な描写力

一番の魅力は『圧倒的な描写力』です。

焦点距離24₋70㎜、開放F2.8の性能に加え、高い光学性能を第一義に開発しています。

フィルター径82㎜と大口径レンズ、開放F2.8の明るく、ボケ感のある撮影はもちろんのこと、細かい描写が求められる風景写真にも対応できる万能なレンズです。

せっかくフルサイズを使用するならレンズは妥協したくないと思っていたので、高画質なボディを十分活かしてくれたレンズです。

価格・コストパフォーマンスが良い

商売小売価格は約15万で、Amazon価格は約12万程度です。

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artはフルサイズ用のレンズなのでAPS-C機のレンズに比べると値段が高いです。

しかし、大三元の標準ズームレンズは王道中の王道レンズ。

SONY純正の同条件のレンズはAmazonで約24万円と約2倍の金額がします。

また、フルサイズ用の大三元・標準ズームレンズの中ではコストパフォーマンスがかなり高い方だと感じています。

体感重量はもう少し軽い

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artの重量はSONY.Eマウントで830gと標準ズームレンズの中ではかなり重たいです。

ただ、使用してみて830gよりは少し軽く感じました。

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artの長さは124.9mmとそこまで長くありません。大きいのはフィルター径82㎜と大口径である横幅。

望遠レンズなどはレンズが長く、カメラを構えた時に物理的に負荷が高まるが、SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artはレンズがそこまで長くないので手にかかる負担はそこまで高くない。

また、レンズの外装は金属を使用しており、フォーカスリングの溝が手に馴染みやすく、しっかりと固定できるため、より体感で感じる重たさは軽減しました。

操作しやすい構造

先ほども触れましたが、レンズの外装は金属を使用しており、フォーカスリングの溝が手に馴染みやすく、しっかりと固定することができます。

また、鏡筒にはさまざまな機能を割り振れるAFLボタンや、ズーム操作によってロックが解除されるズームロックスイッチ、感触の良いAF/MF切り替えスイッチなど、多彩な機能を搭載されています。

包装が丁寧

カメラの性能ではありませんが、包装が丁寧なのが個人的に嬉しかったです。

今まで、APS-C機の交換レンズしか購入したことがなかったので、フルサイズ用のレンズを始めて購入しましたが、箱とは別でクッション性の高い収納ボックスが入っていました。

開封時の高揚感も増して、良かった点の1つでした。

イマイチだった点

イマイチだった点

●やはり重たい

●持ち運びにかさばる

●レンズキャップが装着しにくい

数少ないですが、購入してイマイチだった点もあるので紹介していきます。

やはり重たい

やっぱり830gのレンズは重たいのは事実です。

いくら、構造的に体感重量を軽量しても毎回重たいと思います。

僕自身、このレンズを選んだのは性能と値段が決め手で購入しましたが、軽くてコンパクトなレンズを購入したいのであればあまりおすすめできません。

ただ、性能面で購入したいのであればおすすめのレンズです。

持ち運びにかさばる

SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Artは縦幅に比べ横幅が長いため、かなり丸くてかさばります。

レンズキャップが装着しにくい

撮影後にレンズキャップを装着しますが、装着しにくいときが何度かあります。

レンズキャップが歪んでいるのか、ときより装着できたとしても鞄などから取り出すときに外れることもあります。

作例紹介

作例のボディはα7Ⅳを使用しています。

α7Ⅳ.70㎜.ISO100.F5.6.1/125秒

後ろボケはもちろん、綺麗な色彩表現ができる。

α7Ⅳ.70㎜.ISO100.F2.8.1/400秒

F2.8通しで望遠域でもF2.8の綺麗なボケ感を作り出すことができる。

α7Ⅳ.70㎜.ISO12800.F4.0.1/40秒

ISO12800まで撮影が可能で、シャッタースピードが1/40秒で撮影可能。

ISO12800は画質の粗さが目立つことが多いがフルサイズ用レンズならではの色の黒味を十分に活かして粗さを軽減できている。

α7Ⅳ.24㎜.ISO800.F2.8.1/10秒

広角域ではダイナミックの撮影が可能である。

暗い場所でも撮影を可能とするF2.8の明るさ。

α7Ⅳ.49.9㎜.ISO200.F13.10秒

三脚を使用した長時間露光の撮影も十分に活かすことができる。

α7Ⅳ.49.9㎜.ISO200.F13.10秒

円形絞りは、開放付近で円形のボケが得られるように設計されています。

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